美しい花壇や、四季を彩る木々たち。
それらはただ植えられているのではなく、「どこで」「どのように」育て、整えてきたかという背景とともに存在しています。
カヌチャグリーンでは、カヌチャリゾート内外で使用する花苗や樹木を自社で計画的に生産・管理しています。
この記事では、その取り組みと専門性をご紹介いたします。
【1】なぜ自社で生産するのか?
花や樹木は、仕入れて植えるだけでは理想の景観は実現できません。
- 季節に合わせたタイミングでの植替え
- 必要な数量を確実に確保
- リゾートの景観コンセプトに合う品種選定
- 病害に強い個体を事前に育成
これらを叶えるために、私たちは苗づくりから現場投入までの一貫体制を構築しています。
【2】花苗の管理――彩りの計画と実行
春夏秋冬、季節に応じた色彩計画を立て、花壇や植栽スペースに最適な花苗を栽培します。
- 主な花苗:ペンタス、マリーゴールド、インパチェンス、サルビア、ベゴニア など
- 播種・育苗から、育成トレイでの養生、定植タイミングまでを徹底管理
- 開花時期を逆算したスケジュールで、リゾートのイベントや季節演出に間に合わせます
- 必要に応じて品種交代や色合い調整も柔軟に実施
【3】樹木の管理――10年後を見据える緑づくり
樹木は短期的な装飾ではなく、リゾートの骨格となる存在です。
- シンボルツリー(ヤシ、ホルトノキ、ガジュマル など)を中心に中長期育成
- 移植を前提とした根張り・剪定管理
- 台風・塩害・干ばつなど沖縄特有の自然環境に耐える選定と育成
- 景観設計と調和する樹高・樹形管理を実施
さらに、剪定・誘引・整枝の技術により、同じ品種でも多彩な表情を引き出します。
【4】病害虫対策と品質維持
屋外で育つ植物には、常に病害虫・高温・風害といったリスクがつきものです。
カヌチャグリーンでは以下の体制を整えています:
- 土壌殺菌や健苗育成のための土づくり
- 生物的防除(益虫や天敵の活用)
- 発生初期に察知できる観察体制
- 農薬・薬剤は最小限、必要な箇所にピンポイントで使用
この管理体制が、高品質な苗・樹木を安定的に提供する根幹となっています。
【5】地域の景観と産業への貢献
生産された花苗・樹木は、リゾート内だけでなく、地域公共施設や企業緑化、イベント装飾などにも出荷されています。
これにより、地域の景観向上だけでなく、造園・緑化における地元調達(地産地消)にも貢献しています。
【6】最後に
リゾートの美しさは、日々の積み重ねと長期的な計画管理から生まれます。
私たちカヌチャグリーンは、“根を育てる”ことから始まる景観づくりを通して、沖縄の自然と調和した環境を次の世代へつないでいきます。

